2017年2月18日土曜日

札幌冬の風物詩~排雪編

雪まつりの前後、札幌市内いたるところで順に大規模な排雪作業が行われます。
降雪の都度行う除雪は、重機で積もった雪を脇にどけたり、歩道と車道の間に積み上げるだけです。それを続けていくと、道路幅は狭く、視界も悪くなります。そこで、例年この時期になると、重機やダンプ総動員という感じで、大規模な排雪作業が順次行われるのです。


重機で道路の雪をアスファルト舗装ギリギリまで削り、脇に寄せます。その重機はこの写真では見えていませんが、前方に作業を終えて待機しております。
その後ろから、写真のような重機で雪をかき揚げて、ダンプの荷台に吐き出すのです。
1台の荷台はわずか10秒ほどでいっぱいになります!10秒かかっていないかもしれません。



いっぱいになる前に、次のダンプが後ろにピタッとついて待機しております。間髪入れずに次の荷台に排雪していきます。この連続技が10台以上続いて~


最後の1台が行ってしまうと、しばし間があき、辺りに静けさが戻ります。ダンプはチームで動いているのです。やがて、次のダンプチームがやってきて、再びガーッと始動します。ダンプチームはいったい何チームあるのでしょうか?相当な数だと思います。
荷台に積んだ雪は、市内の河川敷など排雪場に運ばれます。なので、そこは巨大な雪山ができ、なかなか解けずに初夏近くまで残骸が残っていることもあります。

排雪作業中には作業車の前後や左右交差点に、誘導する作業員の方が必ず立っています。作業中の道に人や車など入り込まないように誘導するとともに待機しているダンプカーに指示を出しています。この時は横道に待機していて、指示棒での指示を受けると、左折して前のダンプの後ろにつけていました。

この排雪作業が終わった道路は幅も広くなり、車も走りやすく、歩行者も歩きやすくなります。暖気が続いていたので、道路の雪はザクザクで、歩いていてもまるで砂浜を歩いているような感じで、足を取られて歩きにくくなっていたので助かります。

寒い中、お疲れ様です。感謝です。カッコイイです。
この後はあまり雪が降らないことを祈って~たまに、もう一度して欲しい年もありますので。

この一連の排雪作業を2階の窓、上から見るのも面白いです。ちょうど家の前での作業中は家から出られなかったりもします。

春が待ち遠しいです。

Harumi
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