浮世絵師 歌川国貞展が北海道立近代美術館にて18日(日)まで開催中です。
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浮世絵の歌川派ですが、たくさん歌川○○がいてよくわからないというのが正直なところです(^^;)
ちょっと検索してみたら、歌川系図というものが見つかりました。
えっ?こんなにいるの?・・・
浮世絵文献資料館『浮世絵師歌川列伝』より
美術館に書かれていた国貞の生い立ちを見ると、
十代で歌川豊国のもとに入門し、師の画号の一字をとって「国貞」と名乗るようになったということです。
22歳で浮世絵師デビュー、人気作家の挿絵の仕事を手がけ、人気が出ていったようです。
師の豊国が死去してからは、実質的に歌川派を舵取りしていたのは国貞だったそう。
浮世絵はもちろん、他の面でも力のある人だったのかもしれませんね。
展示されている浮世絵を見ていくと、なんと雪うさぎを発見!
楽しそうに作っているではありませんか。
歌川国貞と歌川広重の名前が書いてあったので、合作のようです。
早稲田大学図書館「東源氏雪乃庭」より
ひょっとして江戸時代に雪だるまを作る風習があったのではないかと調べて見たら・・・
雪だるまが出てきました。本当に雪達磨です(笑)
雪だるまにお供えをしている人が描かれているので、かなりリアルな雪だるまが作られていたのかもしれませんね。
歌川広景
By 日本語: 歌川広景English: Utagawa Hirokage (Private collection) [Public domain or Public domain], via Wikimedia Commons
ウィキペディア「雪だるま」より
他にも、犬や猫の雪だるまが描かれている浮世絵が検索で引っかかってきたので、
雪を楽しむような気持ちがあったんでしょうね。
日常を描いている浮世絵には他にも何か発見があるかもしれません。
石川
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